営業のメンタルケアについて語るとき、どうしても「精神論は古い」「ロジックで解決すべき」といった意見が出ます。
しかし、はっきり言います。営業は精神論抜きでは続きません。
私は営業として、年収1,800万円を作ってきました。
才能があったわけでも、特別な商材を引いたわけでもありません。
途中で何度も心が折れかけ、逃げたくなり、それでも続けてきた結果です。
この記事では、綺麗に整えた理論ではなく、現場で実際に自分を支えてきた精神論と、
同時に精神論だけに溺れないための行動・習慣・思考の修正方法を正直に書きます。
営業マンのメンタルは「弱い」のではなく「酷使されている」
営業はそもそも心を削る仕事
営業は、以下を毎日同時に要求されます。
- 数字で評価される
- 否定される前提で行動する
- 感情をコントロールし続ける
これを「平気でやれる人間」の方が少数派です。
メンタルがきつくなるのは、弱さではなく正常な反応です。
年収が上がってもメンタルは楽にならない
誤解されがちですが、年収が上がるほどプレッシャーは減りません。
- 期待値が上がる
- 落とせない数字が増える
- 周囲から「できる人」と見られる
私は年収1,800万に到達しても、
「次に落ちたらどうなる」という不安は常にありました。
だからこそ、メンタルケアは結果を出した後こそ必要になります。
精神論①|「折れない」ではなく「折れても立ち上がる」
折れない営業マンはいない
断言します。
一度も心が折れたことのない営業マンはいません。
あるのは、
- 折れたまま辞めた人
- 折れても戻ってきた人
この違いだけです。
自分に許可を出す
私が一番最初にやったことは、
「しんどいと思っていい」
と自分に許可を出すことでした。
- 辛いと思う自分を否定しない
- 逃げたい気持ちを無理に消さない
感情を抑え込むほど、後で反動が来ます。
精神論②|営業は「自分の価値」を証明する仕事ではない
数字=人格評価だと思っていた
若い頃の私は、
「数字が出ない=自分に価値がない」
と本気で思っていました。
これは、営業マンが一番ハマりやすい思考の罠です。
年収1800万でも、失注は普通にある
今でも普通に失注します。
大型案件を落として、帰りの電車で何も考えられなくなる日もあります。
それでも折れなくなった理由は一つです。
営業は人格を測る仕事ではない
と腹落ちしたからです。
思考のズレ①|「全部自分の責任」にしすぎる
自責は美徳ではない
自責思考は成長を生みますが、過剰な自責は心を壊します。
- 市場
- タイミング
- 顧客都合
営業結果の多くは、自分ではどうにもならない要素で決まります。
修正方法
失注時に自問する質問を変えました。
❌「なぜ自分はダメなんだ」
⭕「次に確率を上げる一手は何か」
感情ではなく、次の一手に意識を向ける。
これだけで消耗は激減します。
行動のズレ①|調子が悪いときに頑張りすぎる
メンタルが落ちているときほど無理をする
営業マンは調子が悪いときほど、
- 架電数を無理に増やす
- 気合で押し切ろうとする
結果、さらに失敗し、自己否定が強まります。
年収1800万でも「やらない日」を作る
私は今でも、あえて「最低限しかしない日」を作ります。
- 行動量を7割に落とす
- 重要でない案件は後回し
これは逃げではなく、回復のための戦略です。
習慣のズレ①|常に営業マンでいようとする
仕事と人格を切り離す
営業成績がいいときも悪いときも、
自分の価値が変わらない状態を作らないと、心は持ちません。
私は意識的に、
- 営業以外の顔
- 仕事と無関係な時間
を作っています。
精神論③|「辞めてもいい」という選択肢を持つ
辞められない営業は弱い
皮肉な話ですが、
辞められないと思っている営業マンほど、メンタルが不安定です。
選択肢があると人は強くなる
私はいつでも、
「最悪、辞めても生きていける」
と思っています。
だからこそ、
- 無理な案件に飲み込まれない
- 理不尽な評価に耐えすぎない
心の余裕が生まれます。
年収1800万を作る中で確信したこと
メンタルが安定すると、結果は後からついてくる
逆ではありません。
- 心が安定
→ 行動が継続
→ 結果が安定
この順番です。
強い営業マン=感情がない人ではない
強い営業マンとは、
- 落ち込む
- 迷う
- 不安になる
それでも立て直し方を知っている人です。
まとめ|精神論を笑う営業ほど、先に折れる
営業の世界では、精神論を軽視する人ほど早く消耗します。
なぜなら、営業は人間の感情を使う仕事だからです。
- 折れてもいい
- 弱音を吐いていい
- ただし、戻ってこい
このスタンスを持てたとき、
営業は「消耗する仕事」から「積み上がる仕事」に変わります。
年収1,800万円を作れたのは、
才能ではなく、心を壊さなかったからです。
あなたにも、必ずできる。

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